LAN上でサイト構築

パブリッシュ権限 [image]
kbDocでは、ネットワークを介して複数のユーザーが共同で、文書デーダーベース(ナリッジ)を構築できるようになっていますが、Webサイトへの出力と、内部ファイルへのリンク挿入は、特定のPCに限定しています。 
サイト出力で、HTM等を出力したPCを、パブリッシュ権限を持つPCとして認識します。
例えば PC01で、サイトに出力をしたら、 他のPCからは、サイト出力や、内部ファイルへのリンクはできなくなります
これを初期の状態(つまりパブリッシュ権限をだれも持たない)にする場合は、サイト出力PCの初期化を行って下さい

この場合サイトに対して、同期を実行しても、該当するPCの出力サイトが前回実行した場所と異なるので、同期は正しく行われません。 全てのページを更新して下さい
又、内部ファイルもリンク先に存在しない可能性がありますので、リンク先の確認を行って下さい
サイト出力する場合は、パブリッシュ権限は移動しないようにするか、内部ファイルは一旦、出力サイトに移してリンクを貼るようにして下さい。 出力サイトが変わった場合は、リンクの確認のベージで一括で修正されます
文書内の画像
kbDocでは、文書に貼り付けた画像は、文書データと一緒にデーターベースに保管されます
LAN上で、サイトを構築する場合に、複数のPCで作業をしたとしても、その参照している画像のパスを意識する必要はありません
リンク先のファイル
文書データーベースの画像そのものは、データーベースに格納されていますが、使用しているPC内のファイルへのリンクは、データーベースには、その絶対パスが記入・保存されています
文書データーベースが参照するファイルは、ユーザーデーターフォルダ\文書名のパス内部にあると管理しやすいのですが、参照先のファイル(Pdf等)が、この文書データーベースの為だけに存在しているとは限らないので、ユーザーデーターフォルダの外のファイルを参照していて、その絶対パスを記入する必要があります

PC内部のファイル、例えば PDF等を参照する場合に、個々のPCがそれぞれのPC内のファイルへリンクを貼ったら、Webページを生成するときに、これが障害となってしまいます その為、パブリッシュ権限のあるPCだけが、PC内部のファイルへのリンクを指定できるようにしてあります
ツリー構造の競合
文脈(文書データーベースの、部・章・節の構造)の変更を複数のPCから異なった内容で指示した場合には、後から更新した一方だけ反映されるので、予想しない結果となる場合があります
例えば、「関東のおすすめ温泉」内の文書を追加しているつもりでいたら、このノード(枝が北関東と南関東に分類されている場合もありえます
厳密には、ノート゛(枝)の所有者管理が必要ですが、いろいろなケースがあるので、文脈の変更・構築は、作業が交錯しないようにして下さい
共同作業での更新(同期)
サイトメニューからの、Web出力の場合はハブリッシュ権限によって制御されているので、別々のPCで、同期をとってFTP転送する事はできません
HTM出力のメニューからの生成の場合は、ハプリッシュ権限による制御はないので、同期という方法ではなく、常に全ページを更新します

(同期は前回、文書データーベースがそのPC内に出力したコンテンツを基準に差分を追加・上書きします、その為、同期を実行してコンテンツをFTPで転送するPCは単一でなくてはなりません)
出力サイト外の参照
ユーザーデーターフォルダ\文書名\Site (又は \Htm)が出力サイトとなります  出力サイト
サイト出力(HTM出力)を実行する時に、出力サイトの外側のファイルは、出力サイト内へコピーされ、最終的にはFTPに転送されます
ユーザーデーターフォルダ\文書名\Site (又は \Htm)の中の \Lnkに複写して置かれます
文書データーベースのPC間の移動 [image]
文書データーベースそのものを別のPCに移動した場合に
ユーザーデーターフォルダが変わってしまった場合に、サイト・リンク先の確認で一括修正できます
例えば、以前は出力サイトが D:\myWeb\文書名\Site だった物が C:\myProject\文書名\Siteに変更になった場合。文書データーベース内のリンク 例えば D:\myWeb\文書名\Site\pdfは、C:\myProjct\文書名\Site\pdfに変更できます。しかし、ユーザーデーターフォルダ外の分については、自動的に新しいパスを認識することはできないので、リンク先不明となってしまいます